井戸の中から失礼します。こんばんは、トードだよ!
今回は面白すぎる漫画【呪術廻戦】のキャラクター「七海建人(ななみけんと) 、通称ナナミン」について詳しく見ていくぞ!(※ネタバレめちゃくちゃ出てくるから全話読んでない人は注意してね。)
マジでかっこいいよナナミン…。読み返せば読み返すほど好きになっちゃう。
ちなみに健人じゃなくて建人だから注意。「建てる人」じゃ!
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目次
七海建人(ナナミン)の年齢や誕生日、容姿
七海建人(ななみけんと)、通称ナナミンは呪術高専東京校OBの1級呪術師。
高専は呪術師に任務や仕事を斡旋する役割もあるから、OBのナナミンはずっと高専を拠点に活動してる。
だからたまに学生とも一緒に任務をすることもあるんだ
作中では虎杖とか猪野くんとかと一緒に仕事してたね!
ナナミンの年齢は五条さんの1つ後輩で27歳なんだけど、誕生日はまだ分からないんよ。
…七海だから7月3日?(笑)。さすがに安直すぎるかw
この見た目で27歳と意外と若いナナミンの身長は184㎝で、体系は痩せ型。だからスーツがバチクソに似合うのだ。
(※呪術廻戦 芥見下々/集英社)
絶対死ぬほどモテるよなぁナナミン。男のおれから見てもカッコイイもん。
しかもデンマークのクォーターっていうモテ要素も持ってるからね。
おれの大好きな俳優「マッツ・ミケルセン」と同じデンマークの血が流れてるとか…カッコよくないワケがない。
※マッツミケルセン(引用:https://www.cinematoday.jp/news/N0076223)
でもこんだけカッコイイのに、どこで買ったか分からない謎グラサンをしてるから違和感がすごいんじゃwww
まぁ人間としてカッコよすぎて読んでるうちにこの謎グラサンすらカッコよく見えてくるんだけども(笑)。
どこで買えるんだろコレ…おれも欲しい。でも鼻が低すぎてズリ落ちそうw
そんな感じでめちゃくちゃかっこいいナナミンなんだけど、実は非術師の家系から1級呪術師になった相当スゴイ人なの。
呪術師って大体は2級~準1級で頭打ちらしいんだよね。
高専の教師陣にも歌姫とか準1級の人は全然いるし、それが呪術界ではスタンダードで別に弱いってワケではないはず。
そう考えると非術師の家系にから1級まで上りつめたナナミンのスゴさがよく分かると思う。
天才の中の天才が特級術師だとすると、2級~準1級が普通の世界で1級呪術師にまでなれたナナミンは普通の天才って感じかな。
呪術師になれる時点で相当な才能を持ってるのに、その中でさらに術式を持って生まれて、さらに1級まで上り詰めるなんて天才でしかない。
五条さんみたいなクソ天才がいちゃうから霞むけどさw
ナナミンも十分すごいんよ。
(※呪術廻戦 芥見下々/集英社)
でもそんな普通の天才ナナミンも、呪術師から離れて普通にサラリーマンをしてた過去があるの。
だから五条さんはナナミンのことを「脱サラ呪術師」って言ってるワケですな。
七海建人(ナナミン)の過去@絶望→絶望→パン屋
呪術高専に通ってた七海建人(ななみけんと)が、なぜ一度呪術師を辞めてサラリーマンになったのか。
その理由は「呪術師に絶望したから」なんだよね。
ナナミン1回目の絶望
ナナミンが呪術高専の1年生のとき、同級生の灰原雄くんが任務中に死んじゃうの。
目がキラッキラしてて「人を疑う」って言葉すら知らないんじゃねーかってくらい純粋でイイ子な灰原くん。
空港でナナミンと並んで立ってるコマのバディ感ったらもう…最高でしたね。
(※呪術廻戦 芥見下々/集英社)
そんな灰原くんとナナミンはある日、なんてことない2級呪霊を祓う任務で地方に行くのよ。
でも、実際現地に行ったら予想してたよりも遥かに強い呪霊だったの。
その任務でナナミンはギリギリ死なずに生き残れたんだけど、灰原くんはダメだったと。
高専に持ち帰ってきた灰原君の死体がね、下半身欠損しててね、、、めちゃめちゃエグいんだ。
その経験からナナミンは、
「呪術師はときに仲間にも命をかけさせなければならない」
って事実を痛感するのよ。
これが呪術師に絶望した理由。
自分の命をかけるのってすごく難しいことだけどさ、それよりも周りの人の命を犠牲にしてでも仕事を全うしなきゃいけないっていうことの方が死ぬほどキツいと思うんだ。
高1のときにこんな経験しちゃったら、そりゃ呪術師はクソって思っちゃうよね。
そーいや虎杖が高専に初めて行ったときに夜蛾学長も「呪術師は呪いに殺された人を横目に呪いの肉を裂かねばならんこともある」って言ってたなぁ。
(※呪術廻戦 芥見下々/集英社)
夜蛾学長もいろんなモン見てきたんだろうね。
夏油の件もあるしな…
ナナミン2回目の絶望
呪術師に絶望したナナミンは、呪術高専を卒業した後に普通の社会人になります。
そこで入社したのが証券会社。
ナナミンが言うには、証券会社は「金持ちをさらに金持ちにする」ためにある仕事らしい。
でももちろん証券会社からすると利益は出さなきゃいけないから、客を口車に乗せて見込みのない株を買わせたりも普通にするワケですよ。
客に株を買ってもらえさえすれば会社の利益になるからね。
(※呪術廻戦 芥見下々/集英社)
よく分かんない人はディカプリオが主演やってた映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」を見ると理解できるよ(笑)。面白いからオススメ。
まあ端的に言うと、ナナミンが就職した会社はクソだったんだ。
毎日毎日カネ金かね。金持ちに株を買わせるためにだけ働く毎日。
クソだから呪術師を辞めたのに、逃げた先はまた違うクソだったということですね。
望み通り呪いとは無縁な生活ではあったけど、同時に生きがいとも無縁の生活。
この経験からナナミンは「労働はクソ」ということに気づいて、労働に絶望するんです。
証券会社での社会人生活が続くにつれて段々と目の下のクマがすごいことになってくるし、誰がどう見ても不健康そうな見た目になってきちゃうの。
ナナミン、パン屋さんのおかげで脱サラ
そんなとき、ナナミンはお昼ご飯のカスクート(※パンです)を買うために通ってたパン屋のお姉さんとちょっと仲良くなるのね。
ちなみにパン屋の名前は「ベーカリーベーカリーベーカリー」。手抜きか…?
(※呪術廻戦 芥見下々/集英社)
ここで毎回カスクートを買うナナミンは顔を覚えられて、そこからお姉さんと少し話すようになる。
ほんで話を聞くと、どうやらそのお姉さんは最近疲れが取れないらしいんだ。
それもそのはず、お姉さんの肩には低級呪霊=蠅頭(ようとう)が憑いてたんよ。
(※呪術廻戦 芥見下々/集英社)
最初は面倒なことになるのがイヤだからって理由で放置してたナナミン。
だけど毎日会話を重ねるごとにお姉さんと仲良くなっていったからなのか、ある日ナナミンは何をしたかバレないようにズバっとソイツを祓ってあげるの。
そして颯爽とパン屋を後にするんだけど、そのパン屋のお姉さんは店の外まで来てこう言うんだ。
「ありがとう、また来て下さいね。」
社会人になってから久しく聞いていなかったこの本当の感謝の言葉を聞いて、ナナミンは生きていく上で生きがいがどれほど大事なのかを感じたワケです。
そしてナナミンはすぐにスマホを取り出して、五条さんに電話をして呪術師に復帰すると。
そう、おれらはこのパン屋のおねーさんのおかげで呪術師のナナミンを見られるのだ!
ありがとうパン屋のおねーさん!ありがとうカスクート!!
ほんで実はね、この話がジャンプで掲載されたちょっとあとくらいに、セブンイレブンでカスクートが発売され始めたんよw
※カスクート (引用:https://www.sej.co.jp/products/a/item/050808/)
セブンに並んだこのカスクートを見ておれは思いました。
「セブンのパンの開発担当者、絶対に呪術廻戦読んでる…!」
カスクート見つけたときにビックリしてツイートもしたわw
セブンでカスクート売ってる…呪術廻戦の影響か??みんな買うやろなあ…
— トード@いどのなか (@toadtoad716) October 26, 2018
懐かしいなぁ。もう2年くらい前なのか…。
歳取るわけだわ\(^o^)/
七海建人(ナナミン)の性格・人物像
はい、そんな感じで脱サラして呪術師に戻った七海建人(ナナミン)。
容姿がかっこいいって散々書いてきたけど、中身もめちゃくちゃかっこいいんよ。
ナナミンは見た目通り冷静沈着な性格で、さらにいつでも効率合理主義。
虎杖と任務に就いたときに虎杖が気合を入れて「気張ってこーぜ!」って言っても「いえ、そこそこで済むならそこそこで」って返しちゃうくらい効率主義なんだw
(※呪術廻戦 芥見下々/集英社)
なんかアレよね、呪術廻戦はキャラ設定が上手いよね。
ナナミンなんて見た目からすると明らかに「全てに全力!クソ真面目!」って感じなのに、実際はなるべく疲れることはしたくないってスタンスで行動してるの面白い(笑)。
とはいえナナミンはクズってワケではないのよ。それどころか死ぬほどかっこよくて素敵な性格してる。
まず、ナナミンは呪術廻戦に登場するキャラの中でも最上級にまともなの。
虎杖と初めて会ったときにも、いきなり会話を始めた虎杖に「まずはあいさつでしょう」って言ったり、「大人は子供を守る義務がある」って考えを持ってたり。
まさにまともな大人。呪術廻戦の中ではマジで珍種だw
でもだからこそ、ナナミンは基本的にルールや規定側の人間なんよ。
宿儺を身体に宿していて超超超危険人物な虎杖を最初は呪術師として認めていなかったことからもそれが分かる。
一緒に行動するうちに、最終的には虎杖がどんなやつかをちゃんと理解して「君は呪術師だ」って認めてくれたんだけどね。
(※呪術廻戦 芥見下々/集英社)
まぁ世界をひっくり返しかねないリスクなんて存在しない方がいいに決まってるもんな。
主人公に味方するだけじゃなく、ちゃんと社会が成り立つためにはルールや規定が必要だって分かってる。それがナナミンのすんごくまともなところなんです。
その上で、宿儺を宿していても有用だと認められれば虎杖のことも呪術師だと認めるっていう考えをしてるっていうことが、腐った上層部とは違うとこなんだ。凝り固まってない。
ナナミンみたいな人の下で働きてぇ…
ほんでな、そんなまともな大人がクソクソ言いまくってるってのがまたいいんだよ~w
この記事のアイキャッチで使ってるコマでも言ってるけど、マジでクソって言いまくるからねナナミン(笑)。
(※呪術廻戦 芥見下々/集英社)
でもこうやってクソクソ言ってるからこそ、真面目な言葉も素直に「本心なんだなぁ」って思える。
ナナミン好きだ。
しかもナナミンはね、冷静沈着な性格をしてると思いきや、実はめちゃくちゃ熱い性格をしてるんだ。
真人の無為転変によって改造された人間を殺す時も「いくら異形・手遅れとはいえ、人を殺めるのは気分が悪い」って言ってたり、その改造人間が散々真人に酷使されて涙を流して殺してくれって言ってきたときに冷静にブチギレつつ涙を拭ってあげたり。
このシーンなんてさ、真人に「仕事に私情は挟まない主義です」とか言いつつスゲえ顔してたかんね。
もうほんとかっこいいの。上手く言葉にできないけどとにかくかっこいいんだ。
ナナミンの下で働けたらすごい頑張れると思うわおれ。世の中の大人全員ナナミンみたくなってくれ…
めちゃくちゃ大人で超まともなナナミン。
そーゆーキャラは言わずもがな、師匠ポジがクソみたいに似合うのよ。
ナナミンと猪野琢真
ナナミンの弟子といえば、2級術師の「猪野琢真(いのたくま)」くん。通称:猪野くんだ!
猪野くんはいつの日かナナミンの仕事に同行したときにナナミンの仕事ぶりにベタ惚れしちゃって、それ以来ナナミンのことが大好きになってしまったんですね~。
自分で判断できないときは「七海さんならどうするか」って考えるほどナナミンのことを尊敬してるらしい。
(※呪術廻戦 芥見下々/集英社)
さらに猪野くんは、ナナミンがいつもつけてる腕時計を「いつかお下がりでもらってやんぞ~!」って虎視眈々と狙うくらいナナミンのこと大好きなのw
そうなるのも死ぬほどわかるよ猪野くん…。しかもあの時計けっこうイイやつっぽいよね(笑)。いくらくらいするんやろ?
ちなみにおれが呪術廻戦で一番好きなキャラはこの猪野くんなの(笑)。
かわいいんだほんと…。
ナナミンと虎杖悠仁
そして猪野くんに続くナナミンの第二の弟子と言えるのが、呪術廻戦の主人公「虎杖悠仁」。
【呪術廻戦】虎杖悠仁は天与呪縛?性格や術式、宿儺との関係も紹介!
虎杖はナナミンにホントいろーんなことを教わってると思う。
「残穢」とか「術式の開示」みたいな呪術師の常識的なことはもちろん、「呪術師の在り方」みたいな根本的なこととかも。
虎杖は、これから呪術師としてこれから生きていく上で常に響いてくるんだろうなってくらい大事なことをこのナナミンから教わってるんですね。
担任の五条さんではなく(笑)。
いやほんと、ナナミンはホントに人の上に立つべき人間だよ。
世の中の大人全員ナナミンみたいになってくれ…(2回目)
そんでナナミンはね、おれ達読者にも色々教えてくれるのよ。
本編ではないけど、ナナミンの教えでおれが一番心に来たのは「距離感の近い大人には気を付けましょう」って言葉。気になる人はコミックスの4巻をチェックしてくれw
おれが高校入学したときさ、初日の休み時間で「トードちゃ~ん」って言いながら膝の上に乗ってきたヤツがいたのね。
もうめちゃくちゃ怖かった。
初対面でこんだけ他人のパーソナルエリアに踏み込んでくるヤツいるんか!?ってなったわ。まぁ結局そいつは良いヤツだったんだけどw
でも、社会でこのくらい他人のエリアに土足で踏み込んでくるヤツにはロクなやつはいねーんだろうなーってその時思ったね。
社会とか自分に利益があるかどうかの世界じゃん。
そんな世界で他人のパーソナルエリアにドカドカ入り込んでくるヤツはヤベーって。確実になにか裏があるもん。
みんなも付き合う人には十分気を付けて社会人生活送るんだぞ\(^o^)/w
七海建人(ナナミン)は名言メーカー
まともな大人で見た目も中身も死ぬほどカッコイイ七海建人(ナナミン)。名言メーカーでもあるんです。
今までに出てきたナナミンの名言でおれが特に好きな言葉を紹介しよう!
名言①「悔いはない」
おれが一番最初に思いついたナナミンの名言。それはこの「悔いはない」だ。
(※呪術廻戦 芥見下々/集英社)
この名言が出たシチュエーションはね、ナナミンがめちゃくちゃピンチに陥ったときなのよ。
真人の領域展開にぶち込まれちゃって「もう死ぬしかない」ってとき。
そんときにナナミンは真人に「領域展開の境地までおれを辿り着かせてくれて感謝しかないっす!」みたいなを言われるんだけど、ナナミンはそれに対して
「その言葉はもう他の大勢の人からたくさんもらったから必要ない」
みたいなことを言うの。
そのあとにこの「悔いはない」という名言が出てくると。
しかもね、画像見てもらえば分かるけど、すんごいイイ顔で言うのよ。
生き甲斐を感じられなかったサラリーマン時代。
パン屋のお姉さんに生き甲斐とはなんなのかを気づかせてもらってからも、きっとたくさんの人を救ってきたんだろうね、ナナミン。
だからこそ死の間際にこの言葉が出てきたんだ。
みんな言える?自分が「ヤバイ!死ぬ!」ってなったときにこの言葉言える???
おれは無理。たぶんこれからの人生のどの時点で「死ぬ!」なっても悔いだらけだと思う。
自信あるわw
なのにナナミンは自分の死が確定したときにこの言葉を言ったんよ。
謎グラサンを外して微笑みながら言ってんのがまたクるよね…。
名言②「大人の階段」
ナナミンの名言で一番衝撃受けたのはコレかも。
(※呪術廻戦 芥見下々/集英社)
これもうさ、大人にならないと響かない言葉すぎんか??
おれが高校生のときにこの言葉読んでも絶対理解できなかったwww
今なら分かるわ。なんだろう…辛いな??
そんでこのセリフで出てくる総菜パン…。コレたぶん、さっき話したカスクートのことなんよ。
この名言を言った後にあのパン屋のエピソードが出てくるってさ、もうめちゃくちゃ興奮しない?
繋がる興奮ってホントすごい。
でもコンビニからカスクートが消えてくれたおかげでナナミンは呪術師に戻ってきてくれたわけだから、読者としてはありがたいよな。
いや、これからナナミンが死んだりしたらそれも逆になっちゃうんだけども…
そんで実際に本誌では今ナナミン超ピンチになってるというね\(^o^)/やめてくれ
セブンでカスクート売ってるから死なないでくれナナミン!!!頼む!!!
名言③「人の多くは善人でも悪人でもない」
この名言はナナミンのセリフの中でさらっと出てきた言葉なんだけど、すごい好きだから紹介するね。
(※呪術廻戦 芥見下々/集英社)
世の中にはコレを理解できてない人間が多すぎる。
この世には善人も悪人もいなくて、人それぞれに正義があるだけなんだ。ただ、違う人からしたらその正義は善だったり悪だったりするだけ。
伏黒の「おれは不平等に人を助ける」っていう言葉もここに繋がってくるなぁ。伏黒も善悪ではなく自分の正義に従って人を助けてるもんね。
【呪術廻戦】伏黒恵を徹底考察!術式(ふるべ)/宿儺に好かれたワケ/過去
良い言葉です。
ちなみにこれと似た言葉で、クレヨンしんちゃんのひろしの名言とされてる
「正義の反対は悪なんかじゃない!また別の正義なんだ!」
ってのがあるけど、アレひろし言ってないらしいよ\(^o^)/w
パワプロくんのキャラの言葉なんだって(笑)。
ネットには嘘が死ぬほどたくさん転がってるから気を付けようね…
七海建人(ナナミン)は強い?術式と戦闘スタイル
見た目も中身もカッコイイ七海建人(ななみけんと)。
1級呪術師ってだけあって、戦ってもめちゃくちゃ強いんですね~
ナナミンはね、まず観察眼とか状況判断がすごいの。
これに関してはまさに見た目通りなんだけど、敵の様子からどういう戦い方をしたらいいかすぐに判断したり、共闘してるときは自分の考えを最低限の言葉で、かつ敵にバレないように仲間に伝えたりもする。
クレバーなのよナナミンは。
そんでそもそもの身体能力もめっちゃ高いんだ。
ジャンプ中に攻撃されたときは武器を壁に突き立てて空中で止まったりするし、不意打ちで顔面スレスレまで迫ってきた敵の攻撃にも瞬時に反応してマトリックス避けするし。
(※呪術廻戦 芥見下々/集英社)
いくら呪力で身体能力高まってるっていってもね、反応速度とかはまさに生まれ持ったセンスだと思うのよ。
大技連発するような漫画が好きな人は地味に感じるかもしれないけど、呪術廻戦はそういうリアルな戦闘描画めっちゃ上手いよね。
リアルって言っちゃうと少し語弊があるかw
まーじかっこいいんだナナミンの戦闘シーン。はやくアニメで見たい。
よし、じゃあここからはナナミンが持ってる生得術式について詳しく見ていこう。
十劃呪法(とおかくじゅほう)
ナナミンの持ってる術式は「十劃呪法(とおかくじゅほう)」。
どんな能力かというと、対象を線分したときに7:3の比率のポイントを強制的に弱点にするっていうもの。
字面で見るとちょっと地味だねwでも実際の戦闘シーン見るともう、、、興奮するから。
芥見先生は演出も上手いから脳汁ブシャブシャ出るぞ!
ナナミンの十劃呪法が発動するときのエフェクトがコレ↓
(※呪術廻戦 芥見下々/集英社)
53万のIQを持ってしても言語化できないくらいかっこよすぎる…。
簡単に言えば、他の術師の
「攻撃!攻撃!!攻撃!!!」
が、ナナミンが術式を使うと、
「クリティカルヒット!かいしんのいちげき!!急所にあたった!!!」
になるわけですね。控えめに言っても強すぎ。
ナナミンが使う武器はナタなんだけどさ、刀身を呪符みたいなのでぐるぐる巻きにしてるのよ。
その時点でおかしいのに、ある程度の呪霊だったら刃がついていない峰側でぶったぎるからねw
この十劃呪法のが強いところは、対象にできるのが身体全体とかウィングスパン(両手を広げたときの指先から指先まで)だけじゃなくて、頭とか胴体とか腕みたいな各パーツってところなんよ。
つまり敵からしたら、ナナミンの認識次第で身体のどこでもクリティカルヒットポイントになっちゃうというね。
しかも弱点の場所をナナミン側が決められちゃうしね。
たとえば頭を横にぶん殴るときも、上から7:3のところにあるアゴも、下から7:3のところにあるおでこも弱点になっちゃうと。
怖すぎる…
ほんでな、さらにこの十劃呪法は生物以外も対象なの。
だからクソでかい壁に強制的に弱点を作って、そこをぶん殴って粉々にすることもできる。
(※呪術廻戦 芥見下々/集英社)
この壁をぶん殴ったときは地下で戦ってたから、その周りで震度2くらいの地震が起きるというね(笑)。
パンチで地震を起こすナナミン…範馬勇次郎もビックリやで。
拡張術式:瓦落瓦落(がらがら)
単純だからこそ汎用性の高いナナミンの術式「十劃呪法(とおかくじゅほう)」。
さらにナナミンは、ぶっ壊した物に呪力を籠めることもできるんだ。それが拡張術式の「瓦落瓦落(がらがら)」。
(※呪術廻戦 芥見下々/集英社)
呪術界の常識として、呪霊(=呪い)は呪いでしか祓えないってのがある。
だから呪具ではない普通の武器では呪霊にダメージを与えることはできないんだけど、呪力を込めることができれば攻撃が通るのね。
ただ、その場合は(おそらく)武器に触れてる必要があるのよ。
一方でこの瓦落瓦落(がらがら)は破壊したもの全て、つまり直接触れてないものにまで呪力を籠めることができるんだ。
攻撃の当たったポイント以外でも壊れさえすれば呪力が籠るからね。
だから瓦落瓦落(がらがら)でぶっ壊した壁を呪霊の上に落とせば、普通の壁じゃダメージがないはずの呪霊を人間が瓦礫の下敷きになるのと同じ状態にできると。
(※呪術廻戦 芥見下々/集英社)
この瓦礫ぜんぶに呪力が籠ってる。
瓦落瓦落(がらがら)、おれの脳みそじゃ実際にナナミンがやった壁ぶっ壊しで下敷きにするくらいの使い道しか思いつかないw
でも芥見先生ならもっとかっこよくて感心しちゃうような使い方してくれるはずだ!
ナナミンが生き残ってくれさえすれば…(涙)。
ナナミンは黒閃連続発生記録保持者
術式自体も強制的に弱点を作り出せるって技なのに、ナナミンは黒閃の発生経験者でもあるんです。
今までナナミンが黒閃を発生させた描写自体はないんだけどね、なんとナナミンはこの黒閃の連続発生記録保持者なのよ。
その数、なんと4回。
この記録に関するインタビューを受けてるときのナナミンをどうぞw
(※呪術廻戦 芥見下々/集英社)
ドヤりすぎwww
「フーッ」ってするの好きだなナナミン(笑)。
いやしかし、黒閃を発生させること自体が死ぬほど難しいのに、それを4回連続…。
ナナミンが黒閃4連発を出した時の敵に同情するわ(笑)。
十劃呪法(とおかくじゅほう)での通常攻撃でも威力ハンパないのに、さらにそこからクリティカルヒット重ねてくるんだもんな。
そんときの敵、ぐっちゃぐちゃになってたんちゃう、、、???
時間による縛り【時間外労働】
術式らへんに関しては以上なんだけど、ナナミンにはちょっとした奥の手みたいなのがあるんよ。
奥の手というか苦戦したときの保険って感じ?
呪術廻戦には「縛り」っていう概念があって、自らに不利な縛りをすることでそれに見合うだけのメリットを得ることができるんだよね。
そんでナナミンの場合は、時間と呪力に関する縛りを自分に課してるの。
その縛りっていうのが「労働時間内(8時間)の呪力を制限することで、その時間を超えたときに呪力を大幅に上げる」っていうもの。
(※呪術廻戦 芥見下々/集英社)
簡単に言えば、時間外労働中はめっちゃ強くなりますよって感じだね。
…サラリーマン時代の残業中に「ウオオオオオオオオ!!!!!」って言いながらパソコン高速でカタカタしてるナナミン想像しちゃうわ(笑)。
この縛りを常に自分に課すことで、普段の任務はほどほどに、そして労働時間を超えちゃうくらい大変な仕事のときはパワーアップできると。
さすがナナミン、ピンチもチャンスに変えられるような保険をかけておる。
ナナミンは領域展開できる?
こんな感じで超強いナナミンなんだけど、呪術の極致である「領域展開」は使えないみたい。
まともな人は領域展開使えないってマジでありそうだよね。
呪術師は死にかけたときに成長曲線が爆上がりするみたいなことが多いから、きっとどこかしらイカれてないと呪力の核心に近づくのは難しいんだろうなぁ。
死に際でも「悔いはない」っていっちゃうナナミンは、おそらく領域展開を使えるようになることはないでしょう…。
でも見てみたいなあナナミンの領域展開。
こんだけカッコイイ人が繰り出す領域展開とか、一体どんだけカッコよくなっちゃうんだろ。
五条さんの無量空処レベルの出ちゃうんすかね??
(※呪術廻戦 芥見下々/集英社)
おれさ、もし今後ナナミンが領域展開できるようになったらどんな感じなのかな~って考えたことがあるんよ。
でも正直、ナナミンの術式を領域に付与したとしてもカッコよくなる未来が見えないんだよね(笑)。
真人みたいにそこら中からニョキニョキ腕が生えてきてクリティカルヒットしまくるとか??w
あとはそうだな…領域の中に十劃呪法が付与された障害物がたくさんあって、敵は動いてそれにぶつかるだけでクリティカルヒットを食らいまくるとか、、、
う~んダサい(笑)。これがおれの脳みその限界か…。
ナナミンの領域展開でかっこいいアイデア浮かんだ人はコメントで教えてくれ\(^o^)/!!w
【まとめ】七海建人(ナナミン)はかっこよすぎる
ナナミンについて色々と書いてきたけど、結局言いたいことは「七海建人(ななみけんと)はかっこいい」ってことなんだよね。マージでかっこいい。
見た目も中身も戦闘シーンも生き様もかっこいい。もう全てがかっこいい。
こんなパパが欲しいぜ…って思ったけど、めちゃくちゃ辛辣に怒られまくりそうだからちょっと怖い(笑)。
出来損ないのおれには勿体ないくらいの人間すぎて、おれじゃきっと持て余しちゃうなw
はぁかっこいいナナミン。
アニメで活躍するところを見るのが今から楽しみだね。ナナミン出てくるの結構早いから1期からガンガン出てくるだろうし。
どんな声なんだろ?声優ぜんぜん分からないからなぁおれ。
勉強するっていってから全く触れてもないわ(笑)。こういうとこだな…
つーかナナミン、今本誌で大大大ピンチだけど大丈夫なんか??
ナナミン死んだらさすがに寝込むぞ芥見先生よ…
最後はマジでかっこいいブチ切れてるときのナナミンを見ながらお別れしましょう。
(※呪術廻戦 芥見下々/集英社)
うぅ、かっこよすぎ…。
それじゃ、井戸の中からは以上です。おやすみ!トードでした。
コメント
読み応えあって楽しかった!
トード殿、ナナミン大好きだな笑
あ、五条のも待ってるぜ〜
ムゲンさん、コメントありがとうございます!
ナナミン大好き。笑 まじでかっこいい
…頑張って記事書くね\(^o^)/www分量少ない生地も書こうかなぁ!
お疲れ旦那。
いいよね。クソ真面目だけど内に秘めたる熱い思いがあるの。
だけどこいつも灰原の死とかで闇堕してもおかしくないんだよな。
夏油も呪術師やめてカスクート食ったら闇堕ちせんかったのかな。
次はあれすか?猪野クン来ます?
サンタナさん、コメントありがとうございます!
ナナミンほんとカッコイイ。確かに真面目すぎて闇堕ちする可能性もあったよね。ナナミンはちゃんと逃げてくれてよかった( ;;)もしかしたらおれ達読者に逃げる大切さも教えてくれたのかもしれんな…
夏油は憎しみの対象が非術師の方に行っちゃったからなぁ。あのまま五条さんがずっと横にいてくれてればまた違う未来があったかもね。あとは非術師で大事な人とかいたら踏みとどまれたかも。やっぱパン屋のお姉さんの存在はデカかったのだ
猪野くん書きたい!頑張ります\(^o^)/!!!
ハンターや呪術の戦闘描写は予備動作を大事にしてるって聴いたことがある
だから躍動感が出てるのでは?
そうなんだよね!だから動きに違和感もないし動線も見やすい。
新人さんの漫画とか読むと、絵はめっちゃ上手いのに何やってるのか全然分からないのとかたくさんあるからなぁ。絵の上手さと漫画の上手さは完全に別物だ。
ナナミン、ボクも大好きです!
伊地知さんの『ザ、大人 オブ 大人の七海さん』って台詞あったけど、正にその通りですね。
ボクは呪術廻戦今年アニメで見始めて、コミックス大人買いし14巻まで読みました。ナナミン、ショックです(T_T)
最初はイヴさんの 廻廻奇譚の歌を聞いてからアニメの曲なんだ、どんなアニメ何だろう…と呪術廻戦を知りました。
トードさんの解説でいろいろ理解できてきました。ありがとうございます。
とまゆうさん、コメントありがとうございます!
ナナミンかっけぇですよね~。おれがナナミンと同い年になってもあんなに大人になれる気がしないですw
当時の記事読んでもらえば分かると思いますけど、ナナミンがそうなった回はもう…死にそうになりました(笑)。
おー!とまゆうさんの呪術廻戦はオープニングから始まったんですね!そこから原作にまで興味持ってくれて嬉しいです!この流れで本誌にまで手出しちゃいましょう\(^o^)/(笑)毎週読めるの楽しいですよ。
呪術廻戦は色々複雑ですからねwでも五条さんの術式とか芥見センセもよく分かってないみたいだからなんとなーく楽しんで大丈夫だと思いますwていうかおれも合ってるか分からないので間違ってたらごめんなさいwww
そういえば15巻で五条さんの術式の答え合わせみたいなことするらしいですよね…おれの記事も修正しなきゃいけなそうだw
これからも呪術廻戦楽しみましょう!
トードさんのキャラ愛がひしひしと伝わって来ました!ありがとうございます!
ちなみに私はナナミンという通称が気に入りません 彼のような生真面目なキャラクターに可愛らしい呼び方は失礼だと思うからです
クモ屋敷さん、コメントありがとうございます!
えーそうなんですか(笑)!なるほどそう感じる人もいるんだなぁ…。
おれはナナミン呼び好きですwああいう真面目キャラがナナミンって呼ばれて普通に反応してるところがかわいくないですか\(^o^)/w
まあでも人それぞれですからね!ほんでみんなそれぞれちゃんとナナミンのこと好きだろうし。クモ屋敷さんみたいにナナミン呼びが好きじゃない人もいるって知れて勉強になりました。
かっこいいよなぁナナミン。未だにナナミン死亡回の自分の記事読み直すと取り乱しすぎてて笑いますもんw穏やかな生活送って欲しかった…
コメントありがとうございました\(^o^)/